ペンの光で筆ペン課題を書き始めてから1年と少し、筆ペンで書くことへの抵抗がなくなりました。
それまでは書道用の筆を持つことには慣れていましたが、筆ペンを持つのはお祝い事があったりしてのし袋に書くときくらいでした。
本当にたまにしか持たないのでまず持ち慣れていないし、縦横の線をまっすぐに引こうと思ったら手が震えてしまいます。
「書道をやっているんだから筆ペンもサラサラと書けるんでしょ」と、周りからは思われがちですが、同じ筆でも筆ペンのような小筆を普段から書き慣れていないときれいに書くことは難しいと思います。
筆ペンや字を書くことに限らず何でもそうだと思いますが、続けていると慣れてくるし、慣れるまで続けること。
これが大事なんだと本当に感じています。
練習を習慣にどうやってするか
ただ筆ペンを練習しようと思って書いてみる。それがたった1日で終わっては当たり前ですが上達はしません。
練習をどうやって継続させるか。その仕組みを考えて実際にやってみて改善していく。
この繰り返しが大切なんですよね。
私もやりたいことをいろいろやるために、仕組みを考え行動し始めているところです。
「さあ練習するぞ!」と毎回意気込んで練習をするのではなく、1日の流れの中に例えば筆ペンの練習が習慣として組み込まれていれば、自然に体が動くようになるはず。
書き始めるまでは無意識に、書いている時は頭を使って意識しながら書く。
この流れができたら毎日少しずつ少しずつ上達していけるのかなと思います。
たとえ上達はしなくても、きちんと練習を続けていればそれ以上下手になることはないとも思います。
一度師範の免状をもらったところで、書き続けていなければ腕は簡単に落ちます・・・。
ただ続けていればよいというわけではありませんが、やっぱり継続は力なりなんだと思います。
小さな目標(区切り)があるとよい
ペンの光には毎月の締め切りがあるので、いい意味で区切りができます。
終わりのない道を進むときに、少し先に目印があったり、小さな達成感があったりすると、進む意欲にもなります。
ペンの光で言えば、締め切りがあることや級位や段位が上がること、書いた作品が写真版に掲載されることなどでしょうか。
ほんの少し嬉しいことがあるだけで、楽しんで続けられるんだと思います。
慣れるまで続けることが大事
続けていると慣れてきて、慣れると続けることができます。
続けると慣れてくる ⇔ 慣れるまで続ける
矢印を書くとこんな感じになりそう。
やらないと何だか気持ちが悪いというところまで持って行けたらいいですよね。
私の筆ペン練習の話で言えば、 ペンの光で毎月筆ペン課題を書くようになってから以前よりも筆ペンで書く機会が格段に増えました。
練習を続けることで、急にのし袋に字を書くことになっても不安がなくなりました。
書くことに抵抗がなくなると、書くことが楽しくなってきます。
今まで筆ペンには苦手意識もあったのですが、やればやるほど難しいけど楽しいという気持ちが強くなっています。
1年ちょっとでこうなれたのは、自分にとっては大きな成果だと思っています。
日々の習慣としての筆ペンの練習の仕組みについては、時間の使い方や日々の暮らし方を見直しながらもう少し改善していきたいです。
字はすぐには上手くならないので、やっぱりいかに続ける仕組みをつくるかが大事だと思うし、最近はただ書くだけでなく、その周り、環境づくりも意識して考えています。
自分で実践しながら経過を書いていくことで、字が上手くなりたいのに練習がなかなか続けられなくて・・・という方のお役に立てることがあればいいなと思っています。