前回は硬筆書写技能検定2級の試験勉強をするために私が購入したテキストや参考書をご紹介してみました。
試験は実技問題と理論問題があって、2級の理論問題はマークシートで選択式になっています。
試験問題の内容について確認したら、大きく分けて実技問題が6問で理論問題が4問あります。
もう少し詳しく書くとこんな内容です。
- 漢字の筆順 (第7問)
- 旧字体を読む (第8問)
- 書写体を読む (第8問)
- 草書を読む (第9問)
- 平仮名の字源 (第9問)
- 漢字の部分の名称 (第9問)
- 漢字の字体 (第10問)
今回は理論問題をどう勉強していくか考えてみました。
4種類の理論問題。覚えることが多く、覚えてもすぐに忘れそうなので、少しずつ同時進行で繰り返すことがいいのかなと今は思っています。
仕事、育児家事をしながら、試行錯誤しながらになると思いますが、どう勉強すればいいか全体が見えれば少しは安心かなということで。
第7問 漢字の筆順(楷書と行書)
常用漢字の楷書と行書、筆順が正しいかどうかを〇×で答える問題。
正しい筆順が2つ以上ある字って、結構たくさんあるんですね。
今まで間違いと思っていたのが意外とそうじゃなかったり、逆もあったり。
『合格のポイント』や『公式テキスト』を読むと、一覧で載っている筆順例は同じ。
見ていると、法則というかここは2通り書き順があるんだなと分かる部分も出てきたので、まずは一覧をしっかり覚えたら他の漢字が出ても応用が利きそうです。
第8問 旧字体・書写体を読む
この問題は『公式テキスト』に旧字体・書写体の一覧が載っているので、それを覚えます。
2級では読む(選ぶ)だけですが、先のことも考えて書けるようにもなっておきたいところです。
第9問 A草書を読む B平仮名の字源 C漢字の部分の名称
3種類の問題がありますが、草書を読むのが私にとっては一番大変です。
書道やペン字の競書の課題で書くことはありますが、これまで書いた字を覚えているかと言えば・・・。
平仮名の字源と漢字の部分の名称は、『公式テキスト』に載っている一覧を覚えるとして、草書は地道に書いて覚えていこうと思います。
1級には草書を読んで楷書を書く問題も出るので、時間はかかっても草書はしっかり覚えていきたいです。草書はひとまず『合格のポイント』に載っている常用漢字の草書で勉強をすすめてみます。
第10問 漢字の字体
最後は漢字の字体。
常用漢字の字体からみたときの正誤が問われます。
誤字、不適当な旧字体や書写体に×をつければよいという問題ですが、改めて常用漢字とは何かを調べてみました。
“常用漢字表”で検索すると、文化庁のHPが出ました。
そこには内閣告示として最新の「常用漢字表」が示されています。
常用漢字表とは、「一般の社会生活において現代の国語を書き表すための漢字使用の目安を示す」表と書かれていて、他のページも参考にいろいろ読んでみると、「常用漢字表は、社会で用いられている漢字の調査に基づいて定められ、学校教育を通して習得されます。」とも書かれています。
普段意識はしていないですが、2000字ちょっと超える漢字を学校で学んできたんですね・・・。
そう考えると簡単に答えられそうな問題ですが、活字との関係、楷書の書き方の習慣を理解していないと、間違う可能性もありそうです。
こちらはまず『合格のポイント』などで過去問に挑戦することから始めてみます。
まとめ
ひとまずこんな風に理論問題については勉強を始めようと思います。
まとめてみると、2級の理論問題についてはこつこつ取り組めば何とかなりそうな気がしています。
勉強の内容よりも“勉強時間をいかに確保するか”。こっちが問題です・・・。
時間の使い方を考えて上手くすきま時間を作って勉強します。