何のためにペン字習字を学んでいるのか。
書くのが好きだからというのはもちろん、字が上手くなりたいからという理由もあります。
そして、好きなこと、自分ができることの中で比べて得意だと思える「字を書くこと」で誰か(社会)の役に立てたら。
そんな気持ちが年を重ねるほど湧いてくるようになりました。
最近改めて自分のやりたいことを見つめ直しています。
私がこんな風になったらいいなと思う社会は、もっと食べることや農業のことを大事に思う人が増え、作る人と食べる人の距離が近くなる社会。 日本の食料自給率も上がってほしい。子どもたちが自然を身近に感じて生きていける社会であること。人々が心豊かに心穏やかに生活できる社会。
そんな思いから出てくるキーワードは、「食と農業」「こころ」「子どもたち」。
「食と農業」「こころ」は20代の頃から変わらないテーマ。「子どもたち」は次の世代に何をつなげられるかを考える中で出てきたワードです。
中学生くらいの頃、保母さんになりたかったこともありましたが、次の世代への思いもあって、数年前急に保育士を取ったりもしました。
自分が何ができるか、これからどんなことをしたいのかを考えていると、ふと思い出しました。
昔 、子供の頃の社会科の授業で観たテレビ番組「たんけんぼくのまち」のチョーさんが描いた地図。こんな山や川があってこんな人たちが住んでいて、こんなお店があるんだ・・・。チョーさんの地図は見ているだけでワクワクしたのを覚えています。
イメージはそんな感じです。 分かりにくいかも知れませんが。
手書き文字で情報を発信することで、難しい内容でも読んでみようかなと思ってもらえたり、ワクワクしながら読んでもらえたり、誰かに何かを伝えることで何かが変わるきっかけを作ることができたら。誰かと「書く」時間を共有することもできたらいいな。そんな機会もつくっていけたら。
今、職場で毎月発行している通信を手書きで書かせてもらっています。毎月楽しみにしているよと言ってくださるお客さんもいて、私も手書き文字で誰かに何かを伝える楽しさを味わわせてもらっています。
まだまだペン字の学びの途中ではありますが、誰か(社会)の役に立てることがあれば積極的に字を書いていきたいと思っています。