ペン字のマナビ

細く長くやる気を継続させる方法のひとつ

最近腑に落ちたこと。
同じ書道歴○○年といっても本当に上手だなと思える人とそうでもない人がいる理由として、具体的に取り組んだ時間数で比べてないから差があるんだなということです(他にも理由はあると思いますが、ひとつの理由として)。

自分のことで言えば、書道を続けて30年以上にはなりますが、その中で毎年ずっと同じ時間数を書くことにあててこられたかと言うとそうではありません。
その時々の自分の状況によって波がありました。


20代の独身時代は仕事から帰ってから夜遅くまで帰っていたり、休みの日も一日中書いたりしていたこともありました。結婚後も子どもが生まれるまでは毎年昇段試験を受けていましたし、比較的自由に書く時間を作ることができていました。

つわりに始まり妊娠後期に入って以降、一旦筆を持たなくなってしまった私はその後2年ほど書道から離れてしまいました。2年間0時間です・・・。

今まで続けてきた年数からするとたったの2年のブランクですが、腕の落ち方はひどいものでした。
そして筆を持たない時間が長くなればなるほど筆を持つことがどんどん怖くなってしまうのです。
これも実際に書道から離れてわかったことでした。

少し話が逸れてしまいましたが、 具体的に取り組んだ時間数にすると独身時代と子育て時代の今では私の場合かなり差があります。

ただ、子どもが小さくたって書いている人は書いている訳で。子育てをできない理由にしたくはないし、自分のやる気を継続させるためにどんな方法があるかなと考えて、最近毎日ちゃんと取り組んだ時間数を記録しています

仕事のある日とない日、用事がある休みの日と予定を入れていない自由な日。
字の練習をした時間は日によって全然違います。 

例えば、昨日はノート一枚分のひらがなを練習して2時間。
今日は課題の練習を1時間。
10分、20分のすきま時間で練習できる時もあります。

とにかく取り組んだ時間数をちゃんと記録すること。

練習の内容だけでなく、時間数も一緒に書いておくと、後から振り返って「これだけの時間やってきたんだ」と、自己満足かもしれませんが自信にも繋がると思うのです。

そしてこれだけやってきたという自信がまた次のやる気にも繋がる気がします。

先生にはついて習ってはいますが、基本、どれだけ自分で自分を励ませるかが継続の鍵・・・。
いくら先生に教えていただいても、実際に書くのは自分ですから。

夜寝る前に手帳開いて、ちょっとした日記とともに字を練習した時間も書き続けてみようと思います。