ペンの光で学び始めて、ペン字の奥深さを感じるようになりました。
字の練習は手本を真似ることから始まりますが、書きながら「何でここはこう書くんだろう」といった疑問が出てくることがあります。
お手本によって字の形も全く違ったりして、どれが正解なのかもよく分かりませんよね。
私は今はペンの光で学んでいて、私にとってはペンの光のお手本がきれいで整った字です。
ペン字を学ぶ中で出てくる疑問。
その答えが分かる参考書はないかと探して購入した一冊がこの本。
日本ペン習字研究会の会長をされている田中鳴舟先生の本です。
『いつのまにか字が上手くなる本』田中鳴舟著
https://amzn.to/3ra2v3L
ひらがな・カタカナから始まり、文字を書く上での基本的なルールが例を挙げて書かれてあります。
線、点、字形・・・よくない例・よい例が載っていて、目で見て比べられるのも分かりやすく、なるほどと疑問が解消されてすっきりします。
何よりその字の例に、よくないポイント、よいポイントが具体的に書かれてあるので、ただ字を見るだけでなく、字を整える理論をこの本から学ぶことができます。
私のこの本の読み方ですが、項目ごとに、1ページ、もしくは見開き1ページに収まっているので、私はちょっとしたスキマ時間があればパラパラと気になるページを読んでいます。
気負わず読めるのも嬉しい、おすすめの一冊です。
日々そんな風に何度も読んでいれば、いつの間にか頭に理論が入っているかな。
頭で分かっても書けるかどうかは別ですね。
でも分からないままただ書くのと分かって書くのとでは、行き着く先がかなり違う気がします。
技術と理論、どちらも日々勉強です・・・。頑張ろう。