ペン字のマナビ

やっぱり基礎練習が大事

少し前に数年前と今の自分の字を比べてみました。

比べるなら人とより過去の自分と
字の上達をなかなか感じられないこの頃。ここをこう書ければ・・・こんな風に書きたいという字はイメージできても、手が動かない自分に落ち込みます。その上自分より上手い人は山ほどたくさんいるので、人と比べてできないと思うとどんどんつらくなるという・...

比べてみると違いがよく分かるのですが、全体として上手くなっているように見えるのは「ひらがな」が変わったからだと感じます。

普段の文章の中でひらがなの占める割合は7割?くらいらしいので、ひらがなの印象が変われば文章全体の印象もかなり変わります

ひらがなを飽きずに練習するにはどんなことができるかなと考えました。
実際にやっている練習を含め書いてみます。

まずは憧れのひらがなをお手本にする

きれいと感じる字は人それぞれ。
自分がこんな風に書きたいと思える「憧れの字」をお手本にすると、練習するにもやる気が出ます。

私は日本ペン習字研究会のこちらのテキストを使って練習しています。

硬筆書写テキスト[1] ひらがな・カタカナ・楷書
「効率的な練習は字の理解から始まる」というコンセプトの下、漢字の書き方を理論的に覚えるためのテキストです。 初心者の方はもちろん、基礎を再確認したい中・上級者の方にもオススメ。

練習方法①一字一字練習する

私は12マスのこくごノートに1日1ページずつ練習しています。

マスは小さすぎると形がきちんと取れないと思ってこの大きさを選んでいます。

1日1ページ練習。だいたい2行ずつ。
最近このやり方でひらがなを練習しています。

上手く書けたなと思った時は右上に〇をつけたり、ゆっくりゆっくりお手本を見ながらの練習。

ちゃんと日付を書いて1ページずつと量を決めて練習をするのは習慣にするためでもあります。
実際に毎日少しの量でも積み重ねていけている実感がありますし、これからも改善しながら繰り返すことでひらがなのよい形をもっとしっかり身に着けようと思っています。

練習方法②一日一語、ひらがな練習

これはお手本を見ずに書いてみて、書いてからお手本の字と比べて自分で添削をする方法。
書きたい単語をひらがなでひとつだけ書く。

ひとつだけなんですが、いきなりこれから始めるよりはまずはやっぱりひらがなを一通り練習してからがいいと思います。

ひらがなが身についた状態で、本当に書けるかどうかを確認するという感じ。
確認しながら①の練習は繰り返す。このパターンで今は練習しています。

練習方法③ひらがなだけで手書きしりとり

飽きずに練習するために、こんなことも一人でやったり(笑)

楽しく続けられる方法を自分で考えてやってみる。
お手本をじっくり見て書くことも頭を使いますが、こんな風にたまに遊び要素も入れたら楽しく練習できるんじゃないかと。

字は基本一人練習ですから、これからもいろいろと思いつくものは試してみようと思っています。

練習方法④ひらがなだけで一行日記を書いてみる

身につけた字は普段書いてこそ生きる。
ということで、自分用の日記ならひらがなだけでもいいかなと。
(あとから読みにくいかもしれませんが)

私は今は特別日記帳は持っていないので、しばらく手帳に書いてみようと考えています。

ひらがなが整えば文章も整って見える

大人になると普段の暮らしの中、私生活でも仕事でも、手で書く機会は自分でつくらないとなかなかない気がします。

でもひらがなが整えば全体の見映えもかなり違ってくるので、いきなり全部の字をきれいにする!というとてつもない目標を立てるよりは、「ひらがなをきれいに書けるようになる」というハードルを下げて字の練習を始めてもよいと思います。

そしてハードルを下げてひらがなの練習から始めると言っても、数が多いひらがな。
それをまたひとつずつひとつずつでいいとハードルを下げて、とにかく実際に手を動かして書いてみる。

目と頭と手で覚えてしまうまで。
覚えたら忘れないように書く機会を増やす。
そしてまた練習する。

単純な繰り返しですが、そうすることで結果はあとからきっとついてくるはず!
と、信じながら私も練習しています。