ペン字のマナビ

練習方法と再びペンの持ち方の見直し

先月末から書いた後に手が疲れやすく、痛みも少しある状態が続いていました。

練習量、持ち方、年齢・・・いろいろ原因を考えてみましたが、いろいろなことが重なってのこの状態なのかなと感じています。

具体的には、

・ここ数ヶ月、かなりの時間ペンを持っていて、それも週に何度か一日にまとまってペンを持って書く時間が長く、手にかなりの負担がかかっていた。

・以前少し持ち方を直してみたが、やっぱり余計な力をかけてペンを持っていた。

・書きたい、もっと上手くなりたい、書かないと!という気持ちを優先してしまっていた。

ちょっと客観的に自分を見てみると、こんなことをしていました。

スポーツでも、ただ時間をかけてたくさんの練習をすれば上達するかと言えばそうではないだろうなと思うのですが、ペン字も同じですよね。

故障をせずに続けるためにも、プロのスポーツ選手はきっといろいろなことを考えて練習されていますよね。練習後の体と道具のケアにもかなりの時間をかけているんだと思います。

私は今はただ字を習う学習者ではありますが、「長く書くことを続けたい、上達し続けたい」と考えているので、この機会に練習方法を見直すことにしました。


持ち方を再度整える。
慣れるまでしばらく思ったような字が書けなくなるかも知れないけど、長い目で見れば今直した方がよいと思い決めました。

・無理な練習計画は立てない。
一日に書く量は少なくなっても、それより一回一回の練習の中でお手本の観察、そこからの気づき、字の知識、いろいろなことをじっくりしっかり学べる練習にします。

気持ちが焦るなら、書かずにできる勉強をする。
書いていないと腕は簡単に落ちるという経験を産後に毛筆でしているので、練習量が減ると焦る気持ちになる自分が想像できます。それを書かなくてもできる字の勉強を増やすことで「焦らなくていいよ」と自分で思えるのではと思っています。

今回のことは、練習方法などいろいろなことを見直すいいきっかけになりました。

この見直しの結果がいつ頃でるかはまだ分かりませんが、長い目で見てきっとよい結果につながると楽しみにしています。

書くことを優先してしまってできていない家のことなどもありますので(笑)、この機会にさらに住環境も整えていこうと思っています。