書道やペン字、学び方はいろいろありますが、
教室に通ったとして、
競書誌を使って学ぶことがほとんどだと思います。
私も子どもの頃から近所の習字教室に通い、
その先生からまた新たに先生を紹介していただき、
毛筆については主に2人の先生に習ってきました。
どちらの教室でも競書誌を使っていて、
毎月の課題を提出。
数か月後の競書誌にその結果が発表されます。
審査によって、級が上がったり、
写真版に載せてもらえたりと、
励みになることも多かったですが、
逆に結果にがっかりしてしまうこともあったりして。
そんなことを子どもの頃から経験してきて
気づいたことは、
「道には終わりがないのだから、
結果に一喜一憂するのはあまり意味がない」
ということです。
毎月出品していれば年12回、
競書誌に名前が載る訳です。
必死に書き込んだ課題の結果が
必ずしもよいとは限らないということも、
続けていくうちに分かってきます・・・。
だからと言って書き込まなくてもいいと
いう話ではありません。
でもあまりに力を入れ過ぎて、
その結果に気持ちまで左右されていると、
結果、短期間でばてる=辞めてしまう
そんな人もいるのではないかなと。
書道もペン字も長距離ランナーのペースで
淡々と練習を積み重ねていくうちに、
自分の書ける字の底辺が上がっていくのではと
今は思っています。
私もペン字を始めた頃の字は
今の私からしたらひどい字でした・・・。
今だってまだまだで上を見たらきりがないです。
競書の結果に落ち込みやすい方は、
「昔の自分の字と比べたら確実に成長している」
このことを自分で認めてあげてください^^
私もこれからも書くこと楽しみながら、
少しずつでもゆっくりでも
成長していけたらと思います。