最近は過去問の草書はかなり書けるようになってきました。持っているのは60回分くらいの過去問。
覚えるのは時間がかかるのに忘れるのはあっという間なので、定着できるように毎日15回分の過去問分は書くようにしています。
実技に関しては、第二問の三体を書く問題が自分の中で一番不安がある問題。あとは、理論問題は記憶力が勝負だなという問題が多く、覚えるまで繰り返しやっていくしかないなと思っています。
初めはペンできれいな字を書けるようになりたいと思って始めたペン習字。ただ書くのが好きで楽しくて、この4年ほど筆よりペンばかり持っていました。
競書に出品して昇格していくことはペン習字を続けるモチベーションのひとつにはなりますが、毛筆で長く競書を続けた経験から感じたように、ペン字に関しても私にとってはそのうち競書がその役目を果たさなくなるなという気がしています。
師範の資格がひとつの区切りにはなるのでしょうが、その後の終わりのない道をどう進んでいくか。いろんなことを感じながら書き続けていくんだろうと思いますが、少しずつでも成長できているという実感が大事なのかなと。他からの評価だけでなく、小さなほんの少しずつの変化でも自分で自分の成長を実感できるようにこれからもこつこつと字を習っていけたらと思います。
そういう意味では硬筆書写技能検定1級の試験勉強は、自分の成長にもつながっていて。大変だけどとても勉強になっています。もちろん受かることが目標ですが、試験勉強は自分の成長にもつながる苦しくも(笑)楽しい時間です。