ペン字を最初に学ぼうと思ったのは、
今から10年以上前でした。
その頃は添削のある通信講座に申込み、
2年くらい続けたでしょうか。
お手本との相性や、何のために?という
自分の中で続ける意味が途中でもやっとしてしまい、
一旦やめたのでした。
そこから数年後、やっぱりペン字への興味が
またふつふつと湧いてきて、
今度は個人でオリジナルの通信講座を開いている
先生から教わることにしました。
その先生に習ったのは2年ほどだったと思います。
クセのあった元々の自分の字が、
毎月の練習と添削で少しずつ変化してくる
実感がありました。
そしてそれから、今の会で学んで数年になります。
今も先生について指導して頂いていますが、
一番初めの添削は今よりずっと真っ赤で、
「うわ~」と、なったことを思い出します。
この「うわ~」というのは、
こんなに私の字はダメなんだ~という
ショックから出た言葉ではないんです。
「うわ~。こんなに直せるところがまだまだ
たくさんあるんだ!こうしたらもっとよくなるんだ♪」
という、自分にまだまだ伸びしろがあると思えた
嬉しさ?のようなものから出た言葉でした。
子どもにも喜んで見せていたくらいですから・・・(笑)
字を習いたいと思う人は、
「きれいに書けるようになりたい」が理由の人が
ほとんどだと思います。
教室に通ったりして先生の元で習うと、
朱を入れられることは普通のことですが、
たまに必要以上に落ち込む人がいるようです。
「自分ではきれいに書けたと思ったのに・・・」
「こんなに朱を入れられた。自分はダメなのかも」
「そんなに細かいところまで直さなくても・・・」
当たり前ですが、先生は生徒の字(生徒)を
ただ否定するために朱を入れているのではありません。
直してもらえるということは、
自分にまだまだ伸び代があるということ。
先生との相性はあると思うので、
心配な方は体験レッスンなどに参加してみるのも
いいかも知れませんが、
「まだまだもっと成長できる♪」
そう思うことができれば、先生から頂く真っ赤な添削が
きっと宝物になると思います^^