読書のキロク

試験はドライにという考え方

数年前に買ったこの本。
『100年無敵の勉強法』鎌田浩毅著

楽天ブックス
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本棚にあれば、いつか子どもも手に取るかもと
読み終わってからも手元に置いてある本です。

昨日、たまたまパラパラとめくっていたら、
勉強法の紹介が書かれている章の中の
ある見出しが目に目に留まりました。

試験は「ドライ」に乗り切ろう
という見出しです。

大学の受験勉強について書かれてある内容ですが、
資格試験などの勉強をしている人に向けても
響く言葉ではないかと思ったので
一部紹介させていただきます。

 勉強に完璧主義は禁物です。細部にとらわれると全体が見えなくなります。とにかく必要なところだけ勉強したら、あとはそれ以上勉強することはありません。(中略)
 何でも完璧主義にしなければ気がすまない人がいますね。それは、こと試験勉強について言えば、時間と労力の無駄でしかないのです。世の中には良い参考書がたくさんありますが、全部やるのはもともと無理な話です。

『100年無敵の勉強法』鎌田浩毅著より

・・・本当にその通りだと思います。
数年前に受けた保育士試験もそうでしたが、
書写技能検定も出題項目が分かっているとは言え、
すべて完璧!な状態にしてから試験を受けようとすれば、
いつ受けられるか自分でも見えてきません。

今ある持ち時間内で何をどこまでするか、
戦略を練って勉強するのが大事。
試験勉強についてはこれはかなりそうだなと
実感しています。

もちろん、試験勉強とはいえ
私にとって書写技能検定の問題になる内容は
興味のあることで面白いことではあります。
それに試験に受かったからと言って、
学びをやめるつもりもありません。

ただ、試験の合格を考えるのであれば、
戦略は必要なんだろうなということです。





勉強ことからは話が逸れますが・・・
完璧主義を手放して、人と比べるのもやめて、
一人一人が今いることが奇跡ですごいことなんだと
周りも自分自身でもそんな風に感じられたら、
それぞれがもっと輝ける世界になっていけるんだろうなあ。
そんなことを書きながら思いました。

一度しかないこの人生。
やりたいことは何でもやってみたらいい。
子どもにいつも言っていますが、
大人の私たちこそそうありたいですね。

人生は思っているより短い。
今日一日を大切に楽しみましょう。