自分が学んでいる本を中心に
参考書の紹介も時々していますが、
今回はこちらの本を。
『草書の覚え方ハンドブック』西村翠晃 著
草書を覚えようと勉強を始めてから、
あ~わまでの漢字の草書を
数百字ファイルにして持っています。
ファイルの中の字を書いて覚えていく中で、
これが出てきたらこうくずせばいいんだなとか、
部分的なくずし方の特徴が
少しずつ分かってきた気がしています。
この本にはそういうくずし方の特徴が
分類されていてとても分かりやすく、
私は一字ずつ書いて覚えるのと同時に
この本も開いて参考に使っています。
個々を観るのと同時に
少し離れて広い範囲で観ると、
また見えてくるものが違って
「あ!そうか~」と記憶にも残りやすく
なったりします。
一字一字だけを見ていると
覚えるのは果てしないことのように思える草書の字形。
本もいろいろ出ているので、
助けてもらいながら地道に覚えていきたいですね。
あと、この本の後半には変体仮名も載っていますし、
硬筆書写技能検定試験の第二問で
よく出題される熟語が20回分ほど掲載されているので、
そちらもすぐ練習に役立てられますよ。
草書を覚えるのに困っている人には
おすすめの一冊です。