今年もあと1ヶ月ほどとなりました。あと半年・・・と書いたのは、私が硬筆書写技能検定の1級を受けるまであと半年ということ。
2級を受けたのが昨年。今思い返せば2級を受けるまでにも実は数年かかっています。
先延ばしにしてしまった一番の原因は、私の気持ちの問題でした。
「2級を受けて落ちるのが怖い・・・」
なんという理由だったのでしょう~(笑)これは合格した後に思ったことです。
でもそれと同じ気持ちが、1級を受けようとした時に湧き上がってきました。
一度経験したはずなのに、でも1級の試験内容を見て、これは2級みたいに簡単にはいかない!と思って、また怖くなってしまったのです(笑)
過去問があるのは準備もできるし安心材料のはずなのに、それが逆にできないと感じて受ける自信をなくす・・・。矛盾していて何とも言えないですね。
ただ、2級の時もそうだったのですが、決めたらやるんです。2級の時は受験の申し込みをしてから勉強に集中できるようになりました。試験日は決まったので、あとはやるしかないからです。
1級もそんな感じで「難しいな~。できるようになるかな~」と、考え始めたから動けなかったんですよね。
だから、決めてしまって、あとはやるだけ。
この状況にしてしまえば、やるんです(笑)
今までの自分から変わることは未知の世界な訳で自分でも怖いですが、やってしまえばなんてことなかった・・・なんていうこともよくあります。
引っ張られるなら、これまでの過去よりもやりたいことをする未来に引っ張られたいなと。
「決める」ということを思う時、いつも学生時代の自分を思い出します。
当時、ドイツで日本語教師になりたかった私は、周りにもずっとそのことを話していたし、自分でもそうなると信じて全く疑っていませんでした。今思えば、腹から決めていたという感じでした。
若かったのもあったと思いますが、そうなるという根拠のない自信があったというか(笑)
でも、それから私は実際に偶然つながった人とのご縁でドイツに行くことになり、現地の学校で日本のことを伝えるという経験をさせてもらったり、大学で日本語の授業を少しの期間受け持ったりもしました。
行く時にも迷いはなく。決めていたことが起こっただけなので、自分としては怖くはなかったんですよね。あの時もっといろいろやれただろうに!という当時の自分に言ってやりたい気もあるのですが、それはそれとして、当時は全く意識してやってはいなかった「決める」ことにはすごい力があったんだと今になってより感じています。
という訳で、私もやっといつ試験を受けるか決めました。
その前に診断テストを受けてみようと思っているので、まずはそれを受けられるレベルになれるまで淡々と勉強を続けます。