子どもが生まれて、子育てには地元の環境がよいのではと戻ってきて早5年が過ぎました。
子どもの頃から住んでいる町。
結婚後、8年ほど少し都会に住んでいましたが、だからこそ自然が残る地元の良さにも気づけた気がします。
でも市の人口も減ってきているのに、田んぼをつぶして新しい商業施設がここ数年でいくつかできました。
それって田んぼをつぶしてまで必要なの??と思ってしまう私。
小さな町に同じような商業施設。
どこも食料品売り場以外はガラガラ。で、どこかがつぶれる。
つぶれた施設はそのまんま・・・。
みんなおかしいと思ってるよね。と思うのですが・・・。
どんどん中途半端になっていくこの地域に住みたいと思う人はどのくらいいるだろう。
移住したい人も増えないよねえ。
でも、田んぼを維持していくのも大変。
地域の高齢の農家さんの話をちらっと聞いたら、「機械、資材代が高すぎて、米作りはボランティアでやってるようなもん」だとか。
で、子ども世代も地元に戻ってこないし、自分たちも米作りは子どもには勧めない。
今年はお米の価格も暴落する予想らしいし、米を作る農家さんがちゃんと儲かるにはどうしたらいいのでしょう。
田んぼは食料としてのお米をつくるだけではなく、自然環境の一部でもあって。
田んぼがあるから、虫やカエル、鳥もいる。
ゴミを減らすとか清掃とかいう取り組みも大事ではあるけれど、市としてもっと地域の自然環境を守ることについても考えてほしい。自分もできることは協力したい。
ただ、「大変だー」と、難しく考えても解決策は余計に浮かばず。
逆に楽しく考えれば、課題があるということは可能性があるということ。
最近、東京と長野で2拠点生活で農業を始められた20代の武藤千春さんの、「「農」には毎日を楽しく豊かにするヒント、可能性もたくさん詰まっていますね」という言葉に、自分のとらえ方次第で見え方は変わるし、変えられるんだと明るい気持ちもなっています。
今ではなく、もっと先のこと、未来を生きる子どもたちのことを考えて、今できることをと思います。
ただのひとりごと・・・。
ひとりごと・・・田んぼは地域の財産だと思う
