字のことから少し離れた話題が多い最近ですが、日々考えたことや暮らしの中での気づきも私にとっては字のことにつながっていたりします。
最近ふと昔の自分のことを思い出して、やりたいことを叶えるにはああいう風にすればいいんだなと体感として思い出せたことがあるので書いておきます。
当時は別に意識してやったことでもなかったのですが、これから書く3つのことのおかげでやりたいことが叶ったのかなと思います。
①こうなると決めて疑わない(そして執着せずに忘れる)
大学生の頃、海外で日本語教師になりたかった私。
あの頃の自分を思い出すと、「海外で日本語教師になるんだ」と決めて、自分のその姿を本当にリアルにイメージしていました。
当時『海の向こうに暮らしてみれば』というテレビ番組があって、その中でイギリスで日本語教師をされている女性が紹介される回があり、その姿をそのまま自分に置き換えて「私もこうなる」と根拠のない自信?のようなものがありました(笑)
その後、私は実際にドイツで日本語を教える経験することになったのですが。
今思えば、あの頃の私は「こうなる」と決めて疑うことなく、でもだからと言って、ずっとそのことを考えるほどには執着せずに過ごしていた気がします。
「なる」んだから、ならない理由なんて思いつかないし、安心していた感じです。
②周りに宣言する(中からも外からもそういう私になる)
「海外で日本語教師になる」と決めた当時の私は、具体的にどういう道をたどってそうなるというゴールまでの道のりの中身はまだ考えていませんでした。
ただ、「なる」ということだけはもう決まっているので、それを周りの人に話していました。
友達、親、先生、バイト先の人・・・いろんな人に話しているうちに周りの人も「ああ○○ちゃんは海外で日本語教師になるんだって」という目で私のことを見るようになっていって、私はますますその気になっていきました(笑)
自分自身に対するイメージも、さらにそれを人に話すことでその人の私に対するイメージも同じになってきて、中からも外からもそういう私が出来上がっていったんだと思います。
③逃げられない状況をつくる(怖いけどワクワクに従う)
①②を意識せずにしていた結果、ある時、友人のお母さんの知り合いという方からきっかけをいただいて、私は本当に海外に行くことになりました。
出会いは全くの偶然でした。
いざ本当に行くとなったら周りを巻き込みながらで、もう逃げることはできません。
逃げられない状況になったことで覚悟も決まります。
若かったということもあるとは思います。
覚悟もなにも、何より当時は怖さより嬉しさとワクワクが勝っていました。
いろんな経験をすればするほど、過去の自分が邪魔をして失敗したくない怖さも出てきます。
新しいことに飛び込む勇気も昔の自分以上に要ったりします。
そうじゃない人ももちろんたくさんいると思いますが、私自身はこの10年くらい、ワクワクと怖さの間を行きつ戻りつしていたように思います。
小さなことを実現していく年に
昔の自分を思い出して、今年は周りに宣言してみたやりたいことがあります。
いきなり大きなことではなく、本当にそうなっている自分を簡単に想像できる小さなことです。
①~③の中で①ができると一番早いと思っているので、小さなことから始めて感覚をより取り戻そうという作戦?です。
小さな「やりたいことが叶う」経験を重ねることで、自分の中にあったハードルは実は自分が勝手に作った想像でしかなかったことに実感として気づけるんじゃないかなあと。
昔はできていたことなんで、頭では分かっているつもりなんですよね。
それをまた実際にやってみる、実験していこうと思います。
どうなるかはお楽しみです。